久米装枠舎Kume Frame

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よくあるご質問

Q&A

額縁のこと、飾り方のこと。
よくお寄せいただくご質問をまとめました。

Q木の種類は、どのように選べばよいですか?

久米装枠舎の額は、ホワイトオーク、ハードメープル、ウォールナットの三つの木からお選びいただけます。

優しい雰囲気の中に落ち着きのあるホワイトオーク。木肌に透明感があり、すっきりとした印象のハードメープル。深く濃い色合いで、静かな存在感のあるウォールナット。それぞれの表情はFRAMESページで写真とともにご紹介しています。

どれが作品に合うか迷われたときは、作品のお写真とともにご相談いただけたらと思います。実店舗では、実際の木のサンプルを手に取ってお選びいただけます。

Q額縁のサイズは、どのように選べばよいですか?

作品そのものの寸法をもとにお選びいただくのが基本です。まず、作品の縦と横の長さを測ってみてください。

規格サイズの額は、オンラインストアの各商品ページに寸法を記載しています。規格に合うサイズがない場合も、作品や飾る場所に合わせて1mm単位で寸法をお作りする「サイズ仕立て」がありますので、ご安心ください。

額装のシミュレーションでは、サイズや樹種、デザインの組み合わせを画面の上で試すことができます。迷われたときは、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

Q「サイズ仕立て」と「フルオーダー」は、何が違いますか?

サイズ仕立ては、定番のデザイン(素・悠・深)と三つの木の組み合わせはそのままに、寸法だけを作品に合わせて1mm単位でお作りするものです。

フルオーダーは、既製のサイズやデザインにとらわれず、作品そのものから額縁のかたちを考えていきます。彫り込みの深さ、木の種類、余白の取り方。作品との対話の中でかたちが決まっていきます。詳しくはフルオーダーについてのページをご覧ください。

規格サイズも含めた三つの頼み方と費用の目安は、額縁のオーダーについてにまとめています。

どちらがよいか迷われたときは、お問い合わせフォームからご相談ください。作品のことをお聞きしながら、ご一緒に考えられたらと思います。

Q額縁の「内寸」「外寸」とは、何のことですか?

額縁の寸法には、いくつかの呼び方があります。ご注文のときに迷いやすいところですので、簡単にご説明します。

「外寸」は、額縁のいちばん外側の寸法です。壁に飾ったときに占める大きさですので、飾る場所に収まるかどうかは、この寸法でご確認ください。

「内寸」は、額縁の内側、作品が収まる部分の寸法です。「しゃくり」と呼ばれる溝の寸法で、サイズ仕立てのご注文で伺っているのは、この内寸です。

「見える範囲」は、実際に目に見える部分の寸法です。作品の縁は額縁にわずかに隠れるため、内寸よりも少し小さくなります。作品の端まで見せたい場合は、この寸法を目安にしてください。

大きい順に、外寸・内寸・見える範囲となります。

マットを使う場合は、マットの外寸を額縁の内寸より少し小さくします。同じ寸法だと、製作の誤差で入らないことがあるためです。額装のシミュレーションでは、内寸から2mm引いた寸法を推奨として自動で計算します。

いずれの寸法も、シミュレーションに数値を入れると図とともに表示されます。文字だけでは分かりにくいところですので、あわせてご覧いただけたらと思います。

Q注文してから、どのくらいで届きますか?

サイズ仕立ての額は、ご入金の確認から1ヶ月ほどでお届けしています。数量が多い場合など、お日にちを別途ご相談させていただくことがあります。

規格サイズの額も、受注生産で1ヶ月ほどが目安です。在庫のある商品はオンラインストアの商品ページにその旨を記載しており、1週間以内に発送いたします。

フルオーダーは、お打ち合わせや試作を含め、3ヶ月ほどを目安にお考えください。

展示に合わせるなど、お日にちが決まっている場合は、お早めにお知らせください。できるかぎり相談に応じます。

Q支払い方法には、何がありますか?

オンラインストアでは、クレジットカード(Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club)のほか、コンビニ決済・Pay-easy、銀行振込、キャリア決済、PayPay、Amazon Pay、PayPal、あと払い(Pay ID)がご利用いただけます。

サイズ仕立て・フルオーダーは、請求書をお送りしています。銀行振込のほか、請求書のリンクからクレジットカードでのお支払いもお選びいただけます。

Q額縁は、どのように壁に飾ればよいですか?

壁に釘やフックを使える場合は、額縁の裏に取り付けた金具に付属の紐を取り付けて掛けていただきます。なるべくたわみのないように紐を取り付けることで、壁にかけた際の額縁の上部の傾き(お辞儀)を最小限にできます。

額紐のほかに、壁の釘やビスに直接掛けられる金物「ティースハンガー」をお付けする方法もあります(有料オプション)。ノコギリの歯のような形の金具で、紐を使わずに額を壁に沿わせられるため、傾きを防げます。複数の額を並べて飾るときも、高さを揃えやすい方法です。詳しくはオンラインストアの紹介記事をご覧ください。

石膏ボードの壁には、ホームセンターなどで手に入る石膏ボード用のフックが便利です。細いピンを斜めに刺して固定するもので、壁の穴が目立ちにくく、賃貸のお住まいでも使いやすい方法です。お使いの際は、フックの耐荷重が額縁の重さに足りているかをご確認ください。

壁に穴を開けたくない場合は、棚や床に立てかけて飾るのもおすすめです。無垢の額縁は横顔にも表情があるので、立てかけた姿もよく馴染みます。

Qマットとは何ですか? 必要ですか?

マットは、作品と額縁のあいだに入れる厚紙のことです。主に三つの役割があります。

ひとつは、余白をつくること。作品のまわりに静かな余白が生まれ、作品そのものに目が向かいます。

ふたつめは、作品を守ること。作品が前面のアクリルに直接触れないよう、あいだに空間をつくります。

みっつめは、表現として使うこと。色のついたマットを選ぶことで、作品の印象を演出することもできます。

必ず必要なものではありません。作品や飾り方によっては、マットを入れずに額装するのもひとつの選び方です。

現在、マットはご自身でのご用意をお願いしています。久米装枠舎でもご用意できるよう、準備を進めています。なお、サイズ仕立てをご検討の際は、額装のシミュレーションがマットの推奨寸法まで自動で計算します。

Q作品の入れ替えは、自分でできますか?

できます。裏板は「トンボ」と呼ばれる回転式の留め具で固定されており、トンボを回して外すと裏板が開き、作品やマットを入れ替えられます。入れ替えのあとは、トンボを元の向きに戻して固定してください。

何度も開け閉めを繰り返すと、トンボが緩んでくることがあります。ぐらつきを感じましたら、ドライバーでネジを締め直していただくと、元通りお使いいただけます。

なお、額縁は釘やビスを使わず、伝統的なかんざしの技術で組み上げています。お取り扱いの際は必ず両手で、二辺以上に力が分散するようにお持ちください。

Q木製の額縁は、どうお手入れすればよいですか?

ふだんは、乾いた柔らかい布でほこりを優しく払っていただくだけで十分です。

久米装枠舎の額は、木の質感を残すクリア蜜蝋ワックスで仕上げています。時間とともにワックスの艶が落ちて乾いてきたと感じたら、ご自身で再塗装していただくこともできます。額縁から作品とマットを取り外し、蜜蝋のクリアワックスを薄く塗り込み、よく拭き取ってしっかり乾燥させてから、作品を戻してください。

ひとつ気をつけていただきたいのは、エタノールなどのアルコール類です。塗装を傷めて変色の原因となりますので、額縁にはお使いにならないでください。マスキングテープなどの粘着テープも、ワックスが剥がれることがあるため、お控えいただくのが安心です。

お届けの際に、お手入れ方法をまとめた説明書を同封しています。

Q木の節や色むらがあります。不良品ですか?

不良品ではありません。久米装枠舎の額には無垢の木を使用しているため、節や細かな割れ、色の変化やわずかな反りが出ることがあります。

これらは、額としてお使いいただく上で問題のない範囲の経年変化とあわせて、自然素材の魅力のひとつとしてお届けしているものです。同じものがふたつとない、一点ものの表情として、ご愛用いただけましたら幸いです。

なお、お届けした商品に不具合がございましたら、お知らせください。初期不具合の場合は、返品・交換を承ります。

Q壊れたり傷がついたら、修理してもらえますか?

経年や破損などによる修理も、お受けしています。修理の費用と送料はご負担をお願いしていますが、永くお使いいただけるよう、できるかぎり対応したいと思っています。なお、額縁の状態によっては、お引き受けできない場合もございます。

まずはお問い合わせフォームより、額縁の状態をお知らせください。

Q作品を送って、額装した状態で納品してもらえますか?

申し訳ありません。現在、作品をお預かりして額装した状態でお届けするサービスは行っておらず、額縁のみのお届けとなります。

作品の入れ替えは、工具を使わずご自身で簡単にしていただける作りになっており、手順をまとめた説明書も同封しています。ご不安な点がありましたら、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

Q実物を見られる場所はありますか?

家具ブランド SOLIWOOD PRODUCTS の吉祥寺の店舗で、実際の額縁を手に取ってご覧いただけます。店内に久米装枠舎のコーナーを設けていただいており、木のサンプルを見ながら樹種やデザインをお選びいただけます。

また、同じ店舗で額装のご相談会も開いています。開催のご案内は NEWS でお知らせしていますので、あわせてご覧ください。

詳しくは実店舗のご紹介のページをご覧ください。

Q作品の保存を考えた額装とは、どのようなものですか?

展示や所蔵を見据えた額装には、見た目とは別に、作品を傷めないための考え方があります。保存額装、あるいはアーカイバル・フレーミングと呼ばれるものです。要点は4つあります。

ひとつめは、光です。前面のアクリルを紫外線カットのものにすると、紫外線の大部分を遮ることができます。ただし紫外線を止めても、作品は目に見える光でも褪せていきます。米国議会図書館も、紫外線は日光のうち最も有害な部分だが、紙を傷めるのは紫外線だけではない、と述べています。美術館では技法ごとに一年間の累積照度の上限を決め、展示する日数そのものを制限しています。

ふたつめは、作品に接する紙です。マットや裏板が酸を含んでいると、その酸が作品に移り、黄ばみや脆さの原因になります。中性紙のマットで作品を挟むこと。そして作品と裏板のあいだにもう一枚、中性紙の板を入れて隔てること。見た目には表れませんが、保存でいちばん効くのはここです。

みっつめは、留め方です。作品を裏板に貼りつけてしまうと、あとから外せません。上の辺だけを水に溶ける糊のテープで留める方法が一般的です。あとから元に戻せることを、保存の世界では大切にしています。

よっつめは、置かれる環境です。美術館の展示室は、おおむね24℃前後、湿度50%前後に保たれています。直射日光の当たる壁、冷暖房の吹き出し口の近く、湿気のこもる場所は避けていただくのがよいと思います。

久米装枠舎の額縁は、裏板を回転式の留め具で開けられるようにしていますので、マットや作品の入れ替えはあとからでも行えます。マットは付属しておりませんので、展示や所蔵を前提とされる場合は、中性紙のマットをご用意ください。作品に合わせた仕様は、ご相談いただければご一緒に考えます。

Q無垢の木の額縁は、反ったり割れたりしませんか?

無垢材は、湿度によってわずかに伸び縮みする、生きた素材です。反りのご心配は、無垢の額縁を選ばれるときに、いちばん多くいただく質問かもしれません。

久米装枠舎の額縁は、長年にわたって無垢の家具をつくり続けてきたSOLIWOOD PRODUCTSの工房でつくられています。木の種類だけでなく、一本の木のどの部分を使うかによっても、反りの出方は変わります。その性質をよく知る職人の手で、一本ずつ仕立てています。

そのうえで、置かれる環境も木の動きに影響します。直射日光の当たる場所、冷暖房の風が直接当たる場所、湿気のこもる場所は避けていただくのがよいと思います。

万一、反りや歪みが気になったときは、お問い合わせフォームからご相談ください。修理についての考え方は「壊れたり傷がついたら、修理してもらえますか?」でもご紹介しています。

Q無垢の木の額縁は、時間とともに変化しますか?

はい。無垢の木は、使い続けるほどに表情を変えていく素材です。艶が生まれ、色に深みが増していきます。たとえばホワイトオークは、使い込むほどに飴色へと深まり、経年変化のうつくしさがとりわけ感じられる木です。

買った日がいちばん美しい、という素材ではありません。作品とともに年を重ねて、少しずつよくなっていく。私たちは、そういう額縁でありたいと思っています。

変化のしかたは、置かれる場所によっても変わります。乾燥が続くと艶が引いてくることがありますので、数年に一度、蜜蝋ワックスを塗り直していただくと、艶と深みが戻ります。お手入れの方法は「木製の額縁は、どうお手入れすればよいですか?」をご覧ください。

Q木製の額縁には、どんな種類がありますか?

「木製」と書かれた額縁には、大きく分けて二つの種類があります。

ひとつは、無垢材の額縁です。木から切り出した材を、そのまま削ってかたちにします。もうひとつは、MDF(木の繊維を固めた板)や合板を芯にして、表面に木目のシートを貼ったものです。どちらも木を原料にしているので、いずれも「木製」と呼ばれます。

後者には、はっきりとした良さがあります。反りや割れが起きにくく、価格を抑えられ、同じ色と木目で数を揃えられます。同じ額縁をいくつも並べて飾りたいときには、こちらのほうが向いています。

無垢材は、その反対です。一点ずつ木目も色味も違い、湿度によってわずかに動きます。ただ、使い続けるほどに艶が生まれ、色に深みが増していきます。表面を削り直せるので、傷がついても手を入れられます。買った日がいちばん美しい、という素材ではありません。

見分けたいときは、額縁の角を見てみてください。四隅で木目がつながっているか、側面にも木目が続いているか。木目のシートは、同じ柄が一定の間隔で繰り返されることがあります。

どちらが良いというものではなく、飾りたいものと、どのくらいの時間そばに置きたいかで変わります。数を揃えて気軽に掛け替えたいのか、ひとつを長く使いたいのか。

久米装枠舎の額縁は、すべて無垢の木からつくっています。木の種類ごとの違いは「木の種類は、どのように選べばよいですか?」を、時間による変化は「無垢の木の額縁は、時間とともに変化しますか?」をご覧ください。

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