写真家 長田果純さんが撮影した湿板写真を収めるための特別な額縁を制作しました。

約170年前、1850年頃に発明された湿板写真。
ガラス面に直接感光させるため、現代の写真のように複製することは不可能です。
このただひとつの写真は「感光していない部分は元のガラスのまま透けている」という特徴があります。
長田さんのアイデアで、この「透ける」という特徴を活かし、額縁の鑑賞者側に近い面に湿板写真を。
更に背面に写真入れるという二層の構造にしました。
このことにより写真という平面に奥行きが生まれ、見る角度によって違う世界が見えてきます。
また、2枚の写真にも関係性が生まれ、重層的な表現ができる額縁となりました。

この個展は兵庫県神戸市にあるTHE BOOK ENDで開催されました。
とても美しいギャラリーです。
額縁仕様
デザイン:オーダーメイド
樹種:ホワイトオーク
仕上げ:蜜蝋ワックス